純粋な子どもの心
先日の運動会に続くスポーツイベント、マラソン大会は平日にも関わらず、多数の応援団の励ましの声援と気持ちの良い秋空の下、無事行われました。今回はテレビ局3社が取材に来て頂いた事もあり、たくさんの園児がニュースに登場するなど、例年に増して盛り上がりました。その中でインタビューを受けていた年中の女児の話がとても面白いものでしたので紹介します。
Q.1 マラソン大会どうでしたか? A.1 楽しかった!
Q.2 また来年も走りたいですか? A.2・・・(無言で首を横に振る)
実はこの子どもは息も切れ切れになりながら必死で走った結果、1位でゴールすることが出来たので、来年も走りたいですか?と聞かれても、また走りたいとは思わなかったみたいです。TVを視聴していた先生達はこの答えを聞いて爆笑!でした。大人であれば空気を読みながら、またぜひ走りたいです!と答えるのかもしれません。しかし走り終わって疲れている気持ちが純粋に現れて、正直に首を横に振ったのでしょう。
我々幼稚園の職員は、大きな行事のない普段においても子どもの言動や行動で笑ったり驚いたり感動の瞬間に立ち会える貴重で幸せな毎日を送っています。これからも子ども達の素直で純粋な心を引き出せるよう配慮をしながら、私共も楽しみながら保育をさせていただきます。