白河以北一山百文
第104回全国高等学校野球選手権大会で宮城代表の仙台育英高校が初優勝しました。決勝戦の前には優勝旗が白河の関を越えられるかが話題になりましたが、その昔は「白河以北一山百文」という言葉があり、白河より北は財産価値のない僻地だと言われていた悲しい歴史がありました。今大会の初優勝は、東北に住む人々の長年に渡る悲願が報われた瞬間でもあったと思います。仙台育英高校の選手や関係者の皆さま、本当におめでとうございました。
さてドリーム幼稚園が位置する若林区の六郷は、古くから農産物を生産する地域であり、春の田植えから実った稲が日増しにこうべを垂れてきて、収穫の秋を知らせてくれているようです。泣きながらバスに乗せられた新入園児も次第に園生活に慣れ、先生や友達との関わりが深くなってきたこの秋、子ども達の成長を保護者の方々に見てもらえる「運動会」が行われます。クラスの仲間との絆を深め、一生懸命に競技に取り組むことにより、心身の更なる成長を促すことに繋がることは間違いありません。どうぞ楽しみに当日をお待ち下さいませ。相変わらず高止まりしているコロナ禍ではありますが、園内で感染が広がらぬよう常に緊張感を持って保育してまいりますので、ご家庭内においても毎朝の家族の体調チェックや検温を怠らないで下さい。
仙台育英の須江監督のような子どもたちの心に寄り添った保育ができるよう、心を新たに第二保育期をスタートさせていただきますので、今学期もどうぞよろしくお願いします。