
愛と勇気だけが友達さ
9月末をもってNHK朝のテレビ小説「あんぱん」が終了しました。東京に住む孫娘は仙台に遊びに来るたびに「アンパンマンミュージアム」に行きたがり、今まで5回程連れて行きました。しかし2年生になった今夏は大人びてきたのか「もう行かなくていい!」と言われてしまいましたが…笑
孫娘はアンパンマンも好きでしたが、悪さやイタズラもするけど、実は皆と友達になりたくて時々メソメソしているバイキンマンも好きだったようです。作者のやなせたかしさんは自身の生い立ちや軍隊の経験から、命の大切さや人生の喜びなどをアンパンマンのアニメを通してたくさんの日本の子どもたちの心に様々な想いを焼き付けたのでしょう。ジャンルとしてはヒーロー物ですが、格好悪くて力が弱い。でも優しさだけは誰にも負けない素敵なキャラクターでした。このドラマを見終わって感じたのは、やなせさんの生涯の中で手塚治虫や永六輔など有名人や無名の人を含めて、様々な人々との出会が人生に彩りを加えるんだな~ということでした。これからも「アンパンマン」が幼い子どもたちのヒーローで居続けて欲しいものですね。