子どもの未来のために
今年の気候は、3月に入っても雪が積もったり寒い日がありましたが、4月になると冬から急に初夏になったような暖かい日が多く、特に入園・進級式の日は25℃にまでなり、私自身も汗ばむような暑い式を経験したのは初めてのことでした。桜の花も開花したと思ったらすぐ満開宣言となり、季節の移ろいが慌しいですね。
式のあいさつでも話しましたが、保護者の方々にとっての心配事は新型コロナのみならず、頻発する地震、さらには連日悲惨な映像を目の当たりにして胸がしめつけられるようなウクライナ情勢による物価の値上がりなども困りものです。そんな混沌とした時代だからこそ、幼稚園の生活の中で基本的生活習慣の励行や友達・先生とのコミュニケーションを覚える、そして日本の伝統の行事に親しみ、童謡を歌ったりしながら幼児期に身に着けるべきことを、日々の保育の中でしっかりと指導してまいります。
しかしながら幼児へのしつけの基本は、あくまでも家庭内の教育や声がけに他なりません。間もなく始まる大型連休では家族との時間や会話が増えたり、旅行や外出をする機会も増えることでしょう。そのような時に公共のマナーやお手伝い等をしっかりと覚えさせていただければと思います。
もちろん今の一番の心配事であるコロナの感染予防対策だけは常に怠らずに、家族と自身の大切な命を守ってくださいね。