いちばん大切なもの
全国各地の中学・高校総体に続き、夏の風物詩である高校野球大会の中止も決まりました。特に今年は県内の有力校にドリームの卒園児がレギュラー選手として複数おりましたので、私も応援できるのを楽しみにしていただけに、ただただ残念でかける言葉も見つかりません…。
さて、新型コロナの感染者数も、ようやく大きな山を超えたように思われます。この間のニュースは8割方コロナ関連で占められていましたね。日本の昨日の死者数は00人、世界の死者数は30万人を超えました等など…の報道を他人事ととらえて目にしてしまいますが、不思議なもので「自分が死ぬ」と仮定する人は多くありません。自分や家族、親しい友人が感染した時に、初めて心配する気持ちや死への恐怖が頭によぎるのでしょう。でなければ、緊急事態宣言のさなかにノコノコとパチンコに行けるわけはないはずです。学校や幼稚園が休業中のこの期間、子ども達は多大な迷惑をこうむりましたが、良かった点を上げるとすれば「人はいつか死ぬ。命は大事」という事実をテレビなどを通して教えられた事だと私は考えます。なぜ学校へ行けないのか、なぜマスクや手洗いをしなければいけないのか…それは言うまでもありませんが、自分と他人の生命を守ることに他なりません。
ドリーム幼稚園もようやく普段の生活を取り戻しつつあります。今学期のスタートは中断を余儀なくされましたが、再開した保育の中で虫や動植物を愛でたり、友達や先生と仲良く遊ぶことで、生きることの楽しさや生命の尊さを教えてまいります。なおこれからも感染の危険はゼロではありません。保護者の皆さまも仕事や外出の際は、細心の注意を払っての生活を重ねてお願い申し上げます。